サユリ、良かったね〜!(原作既読勢)
鬼スーパーネタバレ注意!!!!!!!
※あと全て原作をベースに話をしている
まず九条家のみんな良かったね〜〜〜!!!
マジでイイ!!!
父親の我関せず…な感じも、
母親のおどついた"母"な感じも、
妹のやさぐれた感じも、
ぜ〜〜〜んぶ原作の印象のまま!
それが冒頭のシーンで伝わるの最高すぎた!
そしてサユリのキャラデザがだいぶ改変されてるのを受けて、「あっこの映画はパワー系幽霊のパワー系バトルをやりたいんだな!了解!」になったよね。
サユリの体型改変がいわゆる「リアル引きこもりを再現した」わけではなくて、バックボーンがきちんと用意されているのにも驚いた。
「あの子はどうしようもなかったんだ」「いくら家族が手を尽くそうとあのままだったんだ」みたいな言い訳が全く通用しない、死んでも致し方なし!な父親になってたのはちょっとだけ驚いたね。
でもそんな肉付けをするほど、サユリという"根幹のキャラクターをいじること"に重きをおいてくれてたのかな〜と好意的に捉えている。
神木家、サユリを初めて読んだ当初は小学生とかだったからあまり思わなかったけど、
そりゃ「3世代で仲良く一軒家で余生を過ごす神木家」は最上級の家庭だよなと思った。
神木則雄役の 南出さんがカッコ良すぎる!!
押切蓮介先生の男主人公ってダサくてやる時はやるカッコ良さがツボなんだけど、
則雄…顔ちっさ…スタイル良…めっちゃ良いお兄ちゃんであり弟…誰…!?!?(実写化反応あるある)
となってたんだけど、中盤あたりから完全に南出さんではなく" 則雄"にしか見えなくなった。
マジで嬉しい〜ー!この感覚が実写化観てて一番嬉しいときと言っても過言ではない。
神木家も全員漏れなく良いんだよな。
特に 径子が明髪じゃないの予告公開時かなり悲しかったんですが、動いて喋った瞬間に 径子だーーー❤️❤️❤️ってなった。
ちなみに 径子は押切蓮介先生作品で好きな女キャラのベスト3に入るくらい好き。
俊も良かったな・・・!!表情も話し方も" 神木俊"でしかない。この子が神木俊だったのかも。
住田奈緒が最高〜〜〜!!!!!!!(大声)
映画中ずっと 住田奈緒・・・つってた。
「私は視えていたのに、私なら救えたかもしれないのに」と自身への不甲斐なさで涙を流すあの美しさ、正義感、レスバの強さ、 紛れもなく住田奈緒!!!!!!!
ただ住田奈緒の第一印象を"大人しいミステリアスな女子"から"クラスの隅っこでBL漫画読んでるオタク女子"にした理由ってなんかあるんですか??(オッ?)
親しみやすい記号というかキャラ付けが必要だったのかな…と思うけど 、住田奈緒は 住田奈緒であるだけのニュートラルな感じが好きだったからおれはおれは・・・・・・。
あとぶっちゃけ則雄とは"恋愛"なのか"友愛"なのかはぼかしてくれた方が好みだったな〜??と、思いますね…。
彼らの"同じ悪霊に立ち向かう同士の信頼感"をすこってた部分がデカいので、はっきり恋愛ナイズされたのはオ!!!となった。
その"信頼感"が映画で完全に無くなったかと言われると、住田の「…やるじゃん」が完璧に補強してくれたと思いますけどね!!!!
(結果、良!)
あと則雄がガッッツリ下ネタ言う感じ!?
好きな子にヤりたい!とか言う感じ!?
押切蓮介先生の則雄とも違う、でもなんか言いそうだしわかる…絶妙な味がしましたね…!
等身大の男子高校生主人公感というか。
押切蓮介先生の則雄は「見た目は頼りなさそうなんだけどいざという時やる男」が"あの絵柄だから"出せてるわけで、キャスティングを南出くんにするなら確かに性格の方をガッツリ等身大に寄せる必要があったのかも…??と思いました。
だからこそ最後には南出くんが 則雄にしか見えなかったわけだし。
住田に手を握られたのをキスされるのかと勘違いしたシーン可愛すぎるだろ!あれなに?
ヒロイン:神木則雄
主人公:住田奈緒ってこと?(そうだよ〜)
マジで言わずもがなだけど、ばあちゃんの衣装最高〜!!!!!!!
グラサン!髪の毛の紫のやつ!なにあのグラフィックデザインのなげー服!?
タバコ似合いすぎてるし表情も声も最高、ボケてるときの演技がわざとらしいキャラ変ではなくちゃんと人が変わったようになってるし、もうこの映画を創った存在すぎる・・・・・。
序盤のサユリ無双パートも勿論良いんだけど、ばあちゃん覚醒からがずーーーーーーーーっと画面が楽しくてェ…!
まあボクは九条家の登場シーンですでに元取れてしまったわけなんですが(早)、
ただでさえ前半のホラーパートが良すぎるのに後半のばあちゃん覚醒パートがそれをゆうに超える大味なのが凄すぎるぜ!!!
前半のホラーパート、「サユリの連れ去りが本格的に始まったとき」の演出マジでマジでマジでマジでマジでマジでマジでマジでマジでマジでマジでマジで良くなかったですか?
階段の照明が点滅するシーンな!!!!!
あれさ〜〜〜構図も間もオシャレすぎ……。
あそこ感極まって泣いちゃった・・・・。
あの日、サユリが1日で3キルしてるしマジの山場なんだよな。本気で楽しみにしてたらあんなオシャレ演出から「流れ変わったぞ…!」してくれるの嬉しすぎるだろ!!!
お父さんが径子の部屋に入ったとき、"サユリの部屋"に変貌するシーンも好き!!!
深夜の真っ暗な部屋が、夕方のオレンジの光に包まれるの気持ち良すぎるだろ…!!!
お母さん死亡後に則雄がベッドの下に隠れる→サユリが笑いながら近づいてくる→ばあちゃんの部屋が開かれ黄色い光が全開に入ってくる
↑神神神神神神神神!!!!!!!!!!
ばあちゃんアップシーンのレンズの反射みたいなの(これで伝わりますか?)、マジでカッコ良い!
じいちゃん倒れるシーンの原作再現度エグい。
それだけでも嬉しかったのに、原作では描写されてなかった"サユリからばあちゃんへの攻撃"が"じいちゃんの倒れるシーンをリフレインする"だったのがガチ最高神改変。
からの"覚醒後のばあちゃんが穴掘るシーン"で則雄がじいちゃんのこと思い出して不安になって駆けつけるシーンもあったでしょ?
しゃぶり尽くしにもほどがあるって…。
九条家拉致シーンからだいぶ原作からの変更点多くてオ!?オッ!?!?オオ!?!??になっていたね。
なんかだいぶ父親がキモイぞ!?!?という…。サユリのあの体型にも、パワー系幽霊!ってキャッキャできないレベルの過去が追加されてしまい…。
やっぱりばあちゃん拷問パートを"実写"でやるにあたって、原作以上の理由付けが欲しかったんでしょうか…??
それとも漫画と映画ではやっぱりシナリオのボリュームや正当性をどれだけ重視するかが違うからだったんでしょうか??
いかにせよ、後味がしっかり原作を読んだときと同じだったのが嬉しかった!!!
私は小学生の頃サユリを初めて読んだとき、「サユリは鼻つまみ者にされながらも家族への愛に焦がれ、家族から得た愛を忘れていなかった」という点にガチ泣きしてしまって…。
その人を憎むことと、その人が自分にしてくれたことへの感謝って別口だし両立しても良いよなっていうのを知ったのはサユリだったんですよね。
なので父親と妹をガッツリ殺したときにこの路線のサユリはないのか…😭と思っていたら、「母の愛」路線は生きてて嬉しかった。
しかも母役の女優さんマジで最高だったから……!
ラストの綺麗な景色を3人で見るっていう後味も変わってなくて本当〜に嬉しかった!
あの陽の光、人間の生きる力が満ち満ちてこそのサユリだから…!!!
原作ではぼんやりしてた(ぼんやりしてて良かった)、サユリやばあちゃんの暴走が現実に起こす影響もしっかり描写していてありがたかったですね…。
そこらへんの整合性の描写って実写化する上では避けられないだろうし、多少ファンタジーでも向き合ってもらえたことがまず嬉しい!
あとサユリが体型改変+バールのようなものを装備、というだいぶパワー系アップデートされているんだけど、「非力な幽霊が直接手出しできないからってまずは人間に嫌がらせして精神的に弱らせる」というやり方が変わってなかったのが本当に良かった!!!
逆にサユリが一見パワー系に見えるだけ、"内の弱さ"や"実態ないものの非力さ"が強調されていたように思う。確実に原作サユリの肉を食べた上での映画です。
ラストバトルの触手のあたりは「なんか豪華なことやってるな〜」くらいに観てた。
絶対に避けられない山場パートというか。
面白いかは別として印象に残るし、語りしろになるようなシーンなのでぼくは好きです。
思いついたら好きに追記するかも!
サユリのポスターがあちこちに貼られてる"今"映画館で観られて良かった!!!
おれに花束みたいな恋、見せてよ
花束みたいな恋、してますか❗️❓
私は「人間の醜いところを包み隠さず語った上で、人間の成長や美しさを肯定する」作品がだ〜いすき!なんだけど、この映画はそれに似た"恋愛讃歌"の作品だと感じた。
恋愛の刺激的なところも、向こう見ずなところも、苦しいところも愚かなところも、露悪的なほどに描いた上で、最後は爽やかに締めているのが良い!
あんだけ嫌なところまで全部盛りで描いたのに恋愛への捻くれた解釈やマイナス感情みたいなものを感じなかったのは、この映画の持つパワーだと思う。
観てる間は「ツッコミながら観るのがおもれ〜エンタメ映画!」と思ってたけど、あらためて感慨にふけっちゃった。
↓以下は観ながら書いてた実況ツイート↓
イヤホンのくだり、菅田将暉と有村架純が偏屈なことを言ってるギャップが面白すぎて声出して笑った
どうでもいい男との焼肉デートで天竺鼠のライブをすっぽかす←え?
有村架純、終電逃しすぎでは!?
終電を逃した謎の社会人男女おもろい
「朝までやってる店知りません?」←人に聞くな
その4人でシーシャバー行くの!?!??
どういうメンツ!?!??
実写版魔女宅でデカい声出して盛り上がれる男女、逆に良いかも
知らん男女が急速に仲良くなってるところで、有村架純と菅田将暉はそんなに仲良くなってないの、リアルな距離感を感じる
「好きな言葉は替え玉無料です」
「好きな言葉はバールのようなものです」
↑ツッコミ抜きで通っていい会話じゃないだろ
映画の半券を栞にするタイプ←初めて聞いた
映画の帰りに小説読むってこと?素敵だね…
"ガスタンクにハマってた時の写真を見せてるくだり"の距離感、普通にキュンキュンした
ガスタンクにハマってた時ってなに?
あ〜〜〜〜〜
無理矢理トイレットペーパー奪うの、良い
「友達ん家こっちなんで」
「いやそれ普通に嘘だってわかるし」
↑萌え〜!!!!!!💥💥💥💥
有村架純、声可愛いな!?
ウキウキの有村架純、可愛すぎるんだけど
可愛い可愛い可愛い有村架純可愛い可愛い
自宅INまでしてまだ敬語なの良いな
菅田将暉の描く絵、一貫して自分から見た景色ではなくて自分を俯瞰して見た絵なの凄すぎる
どういう着眼点なの?
照れ隠しにドライヤーで女の髪を乾かし始める初対面の敬語の男←萌え・・・・・・・❓
花束みたいな恋です、これ
トイレットペーパー無くて家は大丈夫なのか?
緊張&楽しみから超早歩きになる有村架純すこ
ミイラ展行ってもまだ敬語なの!?!?
ゴールデンカムイって読みました?←読んだ読んだ読んだおれとも話してくれ!!!
終電間近まで居るのがデートのベターなの、仲良すぎるだろ
「ガールミーツガスタンク」
趣味が合いすぎるが故にどうでも良い話が盛り上がりすぎて、全く雰囲気が恋愛の方向にいかない、お互いがそれにヤキモキしながらも話の盛り上がりに乗っかってしまう、という表現をこれまでずっとキーワードとして出してた"終電"と掛け合わせるの、良・・・
レコーディングエンジニアのミキシング激語りおじさんに雰囲気壊されるの爆ワロタ
ホワイトデニム嫌なの、別に思ったことないけどなんか嫌さわかっちゃうのおもろい
付き合っても敬語なの何!?!??
距離感がわからん!たすけて!
キスしたーーーーーー!?!??!!!???
えーーーーーー!?????!
キスしたーー!?!???(恋愛モノ初心者?)
「あと……こういうコミュニケーションは頻繁にしたい方です。」←ちょっとエロすぎる
固有名詞の情報量が多い!
映画流しながらセックスすなー!!!!!!!
"映画中にイチャイチャする"描写が地雷すぎてずっと萌えてたのに今、滝涙流してます
ここでもしたし、ここでもした
↑報告しなくておk
ちょっと待って嫌な質感すぎるwwwwwwww
普通に二人の恋愛模様に萌えてたから知り合いの性事情みてるみたいで生々しいwwwwwww
パンケーキ食ってるけど、シた後の二人
↑聞きたくないってそんなこと!!!
海のシーンの画めっちゃイイ
急に居なくなったと思いきやしらす丼を両手に爆走してくる彼氏、"いい奴なんだろうけど地味に嫌"って感じで良い
「自意識が高い人ほど、」
「ツバが広がっていきますよね?」
「そうそうそう!」
↑高次元コミュニケーションすぎる
はあ〜〜〜〜〜〜彼女の涙に電車乗って駆けつける菅田将暉、愛
ちょっと待っていきなり同棲すんの?二人とも大学生だよね?バイトとかしてる描写あったっけ?
駅から徒歩30分←クソ安そう、最高
部屋のレイアウトも家具のセンスも良すぎる
同棲始めた後に二人ともバイト始めてるんだけど、初期費用とか家具のお金とかどうやって工面したの!?!?貯金?奨学金?仕送り?
さらっと大学卒業してるんだけど
二人ともめちゃくちゃ恋愛に生きながらさらっと卒業問題もお金問題もクリアしてるのヤバい
「3カットで千円ですー」
く・・・苦しい・・・!!!!!!!!!!!
めちゃくちゃ丁寧な暮らししながら趣味も両立してるけどバイタリティ凄すぎない?
ゴールデンカムイの8巻!?!?(全31巻)
スマスマの最終回!?!??
菅田将暉の就職先、不穏な匂いしかないんだけど大丈夫か????
菅田将暉はずっと有村架純といる未来しか考えてなくてその為に猪突猛進してる感じと、
有村架純は"終わる未来"を常に視野に入れた上で今の最善のために動いてる感じなの、
二人の恋愛への向き方がわかるな〜〜
花束みたいな恋だったの、個人的にはセックスするまでだったかも
オダギリジョーかっこよすぎて絶叫
みょ〜〜〜〜〜〜〜〜ん(知り合いの痴話喧嘩を見ている顔)
なんか普通に胃痛してきた
あと48分もあるんだけど助けてくれる?
「いつまで学生気分でいるんだろう」←めちゃくちゃ言われて自然と自分の語彙に入っちゃってる感じグロい
労働のストレスと疲れで
"嫌な人間になっちゃってる"
"脳みそに娯楽の入る隙間がない"
"虚な目でソシャゲをするしかない"
描写が辛すぎてちょっと見てらんない
あ〜ダメかも!!!!!!!
あ〜ダメです!!!!!!!あ〜!!!!!!
有村架純が相談なしに自分の進路を変えるの、もう一緒に暮らす気なさそう
たすけて・・・・・(か細い声)
くるしい〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
あと32分あるんだけど…
男子と女子で"ちょっと悪いセンパイ"の見方違うの、なるほどな〜
おれは架純の気持ち、わかるよ
早く別れて次の恋愛行こ!!!!!!!
おれに花束みたいな恋、見せてよ〜
ヤるのか…!?!?今…ここで…!!!!!
この空気でセックスできちゃうのすげ〜……
グロさが巧みでもはや気持ち良いぜ……!!!
結婚式で別れたい報告するの、君らお似合いのカップルだよやっぱり
お互いが別れを確信している、描写〜!!!
別れることを決めた後の方がやけにスッキリして雰囲気も良くなっている、描写〜!!!
クソ…!!!!!!!ここで昔よく行ってた店に…!!!!!!!
ゲボ吐きそう
「俺、別れたくない。別れなくて良いと思う。結婚しよう」←別れ際の有村架純が良い女すぎて考えが揺らぐ菅田将暉……!?????
グロいグロいグロいグロい!!!!!!!
別れ決めた彼氏に子供できた時の未来語られるのキツいキツいキツい!!!!!!!!!
"かつての俺たち"キタ!?!??!!
花束みたいな恋、始まりました
うわ居た堪れね〜〜〜〜〜〜〜
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思えば菅田将暉って5年間で一度も浮気イベントなかったの、普通に良いな
そういえば最初のイヤホンのくだり、完全に受け売りだったのすげ〜な
終わり方めちゃくちゃ爽やかでワロタ
菅田将暉の絵で終わるのオシャレですね〜
おわり
ララランドの話を"今"させてくれ
ララランド〜〜〜!!!(大声)
開幕。
昼間、高速道路の渋滞のシーン。
まずチャゼル監督の作品は「この映画は誰のこういう物語です!」を割と明確にしてるな〜という印象があって、ララランドにおけるその説明パートがここだと思うんですよね。
"夢を追い、頂を求める"人間の歌詞を、様々なキャストが主役を変えて歌ってるパート。
高速道路の渋滞って、一見空から見れば箱の集合体に見えるけど、次々に中から人物が出てくる演出によって、"箱の中には人がいてそれぞれの人生がある"と感じる。
そこで全員を夢追い人に見立てると、高速道路の渋滞は、"頂上への道を混み合いながら目指している風景"にも見える。
つまり映画の大枠は"夢を追う人間の物語"。
その渋滞の列にもセブミアがいて、たまたま今回ピックアップされたような形。
みたいな……(みたいな?)
これを映画の大枠だと思うのにはラストシーンにも理由があって。
先にラストの話をしちゃうんですけど。
5年後の冬、成功を納めたミアは結婚して子供を授かる。
旦那と出掛けたミアは再び渋滞にハマる。
そこでミアは、自らの発言で「高速道路を降りよう」と言って渋滞から抜け出すんですよね。
成功を納めた後のミアがこれをやる、つまり頂上への道から一抜けしたわけなんですよ。
とか言ってるけど普通にもう一回観たら全然ちがう解釈話してるかもしれない。
Another Day Of Sunで好きなシーン言いたい〜♪
・トラックのシャッター開けたら陽気な兄ちゃんたちがめっちゃ演奏してるところ
・黄色い服のねーちゃんが思い切りのいいスカート捲りするところ
・一回静かになった後にスケボーでジャン‼️って曲が再開するところ
winter
↑この季節の表記めちゃくちゃアガりません?
ワーナーのカフェで働くミアの元に、有名な女優が訪れてコーヒーを注文するシーン。
これもさ〜〜!!!!!
ラストで有名になったミアが同じことしてるの好き、最初と同じ構図を最後に持ってくるのなんて人類全員好きですからね(特大主語)
シェアハウスの女子たちにパーティに誘われるシーン。
女子たちみんな可愛くて積極的で良い子たちなのだ〜いすき♡
めちゃくちゃにテンション上げて、いざパーティに向かうミア。
→パーティー会場の雰囲気が描写される。
→かと思いきやソッコーでトイレ入って、ソッコーでミアの孤独と虚しさのミュージカルパートに入る。
→でトイレから出たらまた大はしゃぎしてるウェイが水に飛び込んで花火打ち上げてウェイやってる。
なにこれ?
めちゃくちゃな情緒で、ララランドの中で一番ジェットコースターみたいだよね。
パーティ会場から出たら車がレッカー車で移動されてたので、仕方なく徒歩(ヒールなのに泣)で家路に着く。
道中、ジャズバーの前でピアノの音を聴き、足を止めて音色の主を探しにバーの扉を開ける。
恋愛してきた〜!!!
そこでミアの顔がドアップで映されて__序盤の高速道路のシーン・セブの方に戻る。
焦らすね〜!!!
セブ家。セブの姉ちゃんの初登場。
大事にしてた有名ピアノマンが座ってた椅子がちゃんとラストのセブズで飾られてるのニヤッとくる。
「サンバとタコスの店じゃなくて、本物のジャズの店を開きたい。ロサンゼルスで。」
ここでセブの夢が語られる。
レストランのバイトのシーン。
セッションのフレッチャーを演じたJKシモンズが、ビルという役名でジャズ嫌いの支配人を演じる。
プリティーな後頭部(JKシモンズ談)がたまらないですね。
ここでのピアノソロ、マジで良いよな〜!
姉からは「夢を追わずに職につけ」と言われ、支配人にはジャズを全否定されたのちクビを言い渡される。
セブの鳴らした号哭にミアが共鳴して、二人の時間軸が重なり邂逅するシーン。
うおおお!!!
「あなたの音楽を聴いて…」肩パン❗️無視❗️ドン❗️←は?
セブ側の気持ちがわかるにしてもミアに八つ当たりするのマジで 終わり ありえね〜からこんな男 この男と今から恋愛するの?やめた方がいいよ(言いすぎ)
spring
ビーチパーティー(?)でセブとミアが再開する。
アイ・ランをリクエストしたミアが踊ってるときの表情がマジでマジでマジで好きで……。
セブ「君か。覚えてるよ。あの日は失礼した」
セブ「バリスタか。だから俺を見下した態度なんだな」
こいつ…マジで…!!!!!!!
ララランド、終わりです。男がクソ野郎のキモ男(作品内語彙)なので。ここで解散とします。
その後、4匹目のクマを出す脚本家の男があまりにもつまらなさそうすぎてセブがちょっと良い男に見えるバグが起きるんですけど…。
公園のミュージカル・タップダンス・シーン、だ〜いすき♡
この時すでにミアには1ヶ月付き合ってるカレピがいるのも良い味出してる。
くっつかない男女がお互いを「こいつとは気が合わない」と言いつつ会話のテンポは合っちゃうみたいな感じ。
𓈒𓂃𝐼 𝑙𝑜𝑣𝑒 𝑦𝑜𝑢♡𓈒𓂃
「ワーナースタジオのカフェで働いている」と言っていたミアの台詞を覚えていたセブくん、彼女のバイト先に押し掛ける。
この行動力、記憶力、ミアの夢を聞いてるときの柔らかな表情、セブってもしかして良い男なのかも……?
「なぜ映画女優を目指した?」
「叔母が女優だったの。家の前の図書館でよく映画を上映してた」
↑この何気ない会話
喧嘩して実家に戻ったミアにオーディションの話をするためにセブが実家まで来るんだけど、「なぜ住所がわかったの?」と聞いたミアに「図書館の前だ」とだけ返すんですよね。
覚えてるわけなくない?
重要なシーンのくせに伏線がさりげなさすぎる。セブくんの記憶力◎
ミアから「ジャズは嫌いなの」と言われたセブくん、絶句して彼女をジャズバーに連れて行く。
ジャズ布教おじさんセブ大好き。
「理由なき反抗を観てないだと?今リアルト(映画館)でやってるから観に行こう」
さりげない次回デートの誘い、おれでなくても見逃さないね……。
しかし誘われた月曜夜10時、今彼の兄カップルとの食事会とダブルブッキングになってしまう。
セブとは連絡先も交換してなかったので無断キャンセルに。おぎゃ〜!
食事中、心ここに在らずと会話を聞いていたミアの耳に飛び込んできたのはセブが演奏していた曲と同じピアノの音色。
たまらなくなって今彼に謝罪をして店を飛び出すミア。
号泣。
理由わからんけど、ここの演出とミアの表情が良すぎて泣きそうになる。
人を好きになるってさ、理屈じゃなくて良いんだって……ふと似た匂いが街で香ったとき、初めて会った日と同じ気温だったとき、演奏していた曲がたまたまレストランのBGMでかかったとき……その人のことを思い出したらその感情が正解でいいんだって……
なんのポエム?
でも映画館でイチャイチャするとこは毎回「映画館でチューすなーっ!!」ってマリオくんの人格が出てきてしまう。
その後、「理由なき反抗」に出てきた天文台に二人で行くんすよね。オシャレでいいな〜
あの宇宙でめっちゃ踊ってるパート、意味わかんなくてめっちゃいい。
ミュージカル系映画の好きところ、表現のパートは意味わかんね〜(笑)で受け止めてもいいところ
※個人の感想です
満を持してキスするんだけど、ドラムロールどこどこどこどこ画面が暗くなってジャン!!!で終わるのめっちゃ好き(語彙どうした?)
恋愛物語がまた一つ成就しましたよみなさ〜ん!!!ドドン!!!っていうメタ的な演出に見えて。パロディっぽさがある。
summer
出会った時からずっとセブが「脚本を書いて自分で舞台をやればいい」「観客なんて知るか」と言っていたことを受けるように、ミアは一人舞台のシナリオ制作を始める。
セブってミアの夢だけはずーーーっと最初から信じ続けてたんだよな。
ミアと母親の会話。
「彼は素敵な人よ。将来ジャズのお店を開くの」「決まった職はないけど」「きっと貯金があるのよ」
黙って聞いているセブ。
これが後のセブの選択と苦しみに繋がるんだよな。ミアの知らないところで追い詰められてるの。
キースという旧友にバンドに誘われ、参加するとゴリゴリの機械ミュージックに彩られたサイケデリックな音が耳に飛び込んでくる。
初日から音楽性の違い。
複雑な顔でいるとキースに「お前とジャズやるの息苦しいよ」と言われるセブ。(赤木剛憲顔)
見事に傷心したセブ。
を慰めるミア。
のデュエット。
爆泣き。
ここのミアの寄り添い方が……マジで……
笑顔で…優しく…明るく…そっと隣に…
セリフじゃなくてミュージカルパートなのもいいんすよ……
初出じゃなくて以前に"セブが一人で歌っていた"曲に、今度は"ミアがデュエットで参加してる"のもいいの……
初めてララランドを観た学生の頃、ララランドで泣く気持ちが1ミリもわからなかったんだけど、今では寂しさに寄り添うみたいな構図にグッッッッッッツ!!!ときてしまう。
あ〜最高。ありがとね。
じゃ、二人とも幸せになろか……。
セブが入ったバンドのライブにミアが来るシーン。
暗い中、青白い光がセブだけに集まっており、気合の入ったピアノソロから曲が始まる。
ミアが聴き入ってたのも束の間、いきなり会場が明るくなり、真っ赤でギンギラに装飾された舞台が現れる。
ここのミアの表情がさ〜〜…
どんどん曇っていくのがさあ……
片手ポケットに突っ込みながらカッコつけて電子ピアノを演奏してるセブなんてさ、見たくなかったよ……
ライブ自体の完成度は高くて魅せ方が上手いのも、更にミアの表情とのギャップを際立たせてていい。
autumn
そんでまあ…食事のシーンになるわけだよね…
セブ「君もツアーに着いてきたらいい」
ミア「無理よ、稽古があるし」
セブ「なんで無理なんだ?稽古はどこでもできるだろ?」
は?寂しさでバグってんのか?
ミア「……本番は2週間後だし、仕事道具もこっちにあるし。残念だけど」
気を遣わせんな こんなことで
セブ「そうか。もっと会えるようにしたいな」
やっぱり寂しさでバグってた
このあとの口論のセブ、なんかこう、
態度がクソ悪いし、レスポンスも微妙にズレてるし、棘があるし、二言目にはミアのせいだし、終いには開き直ってるし、マジで最悪なんですよね(ボロクソ)
セブの追い詰められる気持ちもわかるんだけど…
「君は優越感のために不遇の俺を愛したんだ」
「……冗談よね?」
「違う(即答)」
こいつ…マジで…!!!!!!!!!!!!
劣等感や卑屈さをミアにぶつけんのは、ミアだけにぶつけんのはちげ〜〜〜〜だろうがよ…!!!
ミアの実力は掛け値なしに信じられるくせに自分の人生は迷ってしまう不器用男、カス、好き
ミアの一人初舞台と、セブのバンドの撮影が重なるという最悪のダブルブッキングが発生。
ここでも「序盤の展開を踏襲」やんなくていんだわ。
おじいちゃんカメラマンによくわからん指示を受けて帽子・グラサン・変顔で写真を撮るセブ。これなんの仕事?
界隈を馬鹿にすることに一切の抵抗がないチャゼル監督の味が出ている。
幕の降りた初舞台、埋まっていない「予約席」が虚しい。
「大根役者だったな、彼女に女優は無理だよ」
「あの窓なんの意味があったんだ?(笑)」
↑ここで馬鹿にされてた窓がラストシーンでちゃんと使われてる演出、好き
妥当に実家に帰られるセブ。当たり前。同情の余地なし。
キャスティング会社から「ミアにオーディションに受けてくれと伝えてほしい」と連絡を受けて、ミアの実家に押しかけるセブ。
クソデカクラクションの再来、うれし〜
最序盤の「家の前の図書館」「ボールダーシティ」というワードだけで家を特定するセブ。
ちょっとカッコ良すぎるか(手のひら返し)
怖気付くミアを半ば強引に鼓舞するセブ。
この男、ミアを信じることにかけては唯一無二で世界一なんですよ。
オーディションのシーン
これも演技ではなくミュージカルなのが、本当にミュージカル映画の旨みが出過ぎてる、これに俺たちが感動したらオーディションの結果ってそういうことなんですよ。
ミアの夢のルーツの叔母がパリで成功して、
そんな叔母が(恐らく)孤独で酒に溺れて死んでいることが発覚するのもね、
チャゼル監督の映画業界観が見えますよね。
オーディションの後、天文台の前のベンチで会話する二人。
「君はパリに行って仕事に没頭しろ。俺はこの街に残って夢をおうさ。」
セブ…………
二人の夢は完全には同じ場所では叶えられない。
愛よりも何よりもミアの夢を応援する姿勢だけは、最初から変わらないセブ。
ララランドってね、
「結局若い頃の恋愛は報われないんだな」
「男(セブ)はずっと女(ミア)のことが好きだけど女は切り替えて他の男を見つけるんだよな」
「二人が結ばれなかったのはバッドエンド?」
とかど〜〜〜でもいいんですよ(個人の感想です)
どうでもいいの、二人が結ばれるとか、結ばれないとか、男と女とか、二の次なんですよ(個人の感想です)
セブの夢はロサンゼルスで理想のジャズバーを開くことで、
ミアの夢はパリで映画女優になることで、
各々の夢が叶えられたのが、各々の人生のハッピーエンドなの!!!(何に向かって言ってる?)
winter 5年後
5年で結婚し、女優として成功し、喋れる子供がいるミア、やっぱテンポ良くない?
これ5年なんだ……5年、まあ20代後半の5年は、そうなのか……。
カフェでのシーンを経て、
高速道路の渋滞を降りて、
夫に手を引かれて入った先のジャズバーの看板を見て絶句するミア。
セブズ、普通に行きたいからね。
めちゃくちゃオシャレだし。
徐にセブのピアノソロが始まる。
ここからのシーンの解釈って人の数だけあっていいと思うし、それぞれの解釈を私は愛しています。(注釈)
それを踏まえてなんだけど、
ジャズって感情の音楽で、この構図って初めてレストランで会った日のように「セブの号哭をミアが共鳴している」構図だと思うんですよね。
セブの後悔をカタチにした映像。
ピアノで語られるセブはレストランで肩パンなんてしないし、キースの誘いなんて乗らないし、ミアを一番に考えてなきゃいけないの。
にしても結婚して子供までできてる再現VTRはやりすぎでおもろい。
ラストのセブの微笑み、号泣
途中本当に最悪な男だったけど、愛する女の実力と人生を信じることにかけては一番だった男、セブ……
セブの良いところってその上で自分の夢もちゃんと叶えてるところなんですよね。
かっけ〜よ、マジで。
5年目・5回目くらいの視聴で初めてここまでララランドに喰らったので、しばらくはライアンゴズリングの顔を見るだけで涙が出てくると思う。
ありがとね……
終わり
同人初心者がwebオンリーで同人誌を発行して自家通販した雑記
媒体:ピクリエwebオンリー
自家通販方法:booth匿名配送
本の種類:成人指定の漫画
※ところどころフェイク入れてます
〈目次〉
◆webオンリーの設定
◆原稿の描き方
◆入稿
◆梱包/発送
◆webオンリーの設定
期間:1日の終わりにできるのを×3日くらい
・イベント申し込み/支払い
webオンリーなので参加金額は1000円超えなかった。申し込みも必要事項を入力してクレカ登録orコンビニ支払い設定するだけなので5分くらいで終わる。
・お品書きの作成
イベント主催者様がテンプレを用意してくれたので全く苦じゃなかった。
テンプレダウンロード→本の表紙とか金額とかもろもろ書くだけで終わり。ありがてえ〜
・展示先リンクの登録
ピクリエ単体に作品を載せることはできないので、他媒体に作品をアップ→URLを記載の工程が必要。
今回は普段使ってるURLまとめサイトを改変して展示用ページとした。
・お店の外観設定
boothで改変可なテンプレをダウンロードしたので自分の絵を貼り付けるだけで完成した。ありがてえ〜
◆原稿の描き方
原稿期間:2ヶ月程、活動日は10日間くらい
(基本土日、うち4日間はお盆休みブースト/食うすらせずに寝る以外を原稿時間にあてていた)
最初はクリスタPROで作画していたけど、ページ管理が面倒すぎてEXを購入した。結果とても楽だった。
原稿サイズについて誇張なしに10回くらい調べた。今でも塗りたしとか正直よくわかってない。
・作画方法
描きながら話を考えるパンツァースタイル(最近知った言葉)だった。
①コマを3つに分けて3コマ漫画形式で話を描いていき、ページ数など気にせずにとりあえず話を終着させる
はじめは話を考えることに集中してコマ割りは後で考えるスタイルにした。
②作画ははじめから線画で描く
過去の経験からネームスタイルだと途中で飽きて完成しないので、後は仕上げだけ、くらいのクオリティではじめから描き始めた。
(言うても後々ほぼ描き直しましたが…)
③話ができたら読み直しながらコマ割りを考える
ページを追加削除したり前後させたり、コマの大きさを変えたりと、かなり自由にした。
このコマは枠なしブチ抜きのがいいな!とか、このシーンは2コマ増やそうとか、◯ページのこの絵は△ページに使おう、とか漫画というより図形パズルみたいな感覚で楽しかった。
④作画の描き込み
最初の段階でテキトーに描いていた顔や手や背景を描いていく。
なんだかんだ言ってほとんど描き直した。
けど顔や影や服を描き込むのは楽しかったし、この辺りは無限に時間が使える感覚がした。
⑤トーン貼り/仕上げ
死ぬほど楽しくなかった。
唯一チンチンにグラデーショントーンとハイライトを入れている時だけは楽しかった。
それ以外は無。
⑥写植
楽しくない。タイピング辛い。
同人誌が成人指定の内容だっただけに、原作を読むと狂いが覚めてしまいそうだったので1ヶ月くらい原作読むのを禁じていた。
なのに一度設定を調べるために原作を読んでしまい、スルスルと一気読みした結果、案の定"狂い"から完全に覚めてしまい、自分の幻覚と向き合うのが辛くて仕方なくてでも締め切りが迫っているから腕は動かなさければならないという同人キモオタクしか抱えないようなメンタルの不調を迎えた。限界だった。
心を無にしてチンチンにトーンを貼り、心を無にしてオタク妄言セリフを打ち込み、心を無にして中身チェックしてなんとか脱稿した。
灯る気持ちは"推しカプのエロ本を出す"、その一心のみだった。
◆入稿
期間:割と半日くらい
チェック作業が割とかかったかも
・印刷設定
マットな仕上がりが好きなのでそれ系選んだ。
あんまり拘った仕様でもなかったので言うて複雑じゃなかった。
・栄光さんのセルフチェック入稿
自分で仕上がりを確認して入稿できるやつ。
メリットはよくわかってないが、当日ギリギリ入稿だったのでこっちのが早そうだしって気持ちで利用した。
ページ数、見切れ、写植など5周くらいは確認した。
それだというのに、最終的に下書きがデカデカと残っているという大ミスが届いた段階で発覚した(死)
同人初心者はプロに見てもらおう❗️❗️
・印刷サイトの登録とか
以前に一度利用したことがあったので省けて楽だった。また機会あったら同じ印刷所さん使いそう。調べるの面倒だし。
◆梱包/発送
期間:まる1日くらい
①梱包材を用意する(Amazonにて)
・本サイズの封筒
・板紙
・opp袋
・ppテープ
全部で3千円しないくらいだった。(サイズによる)
②boothで二次元コード発行
③封筒に注文番号と品数をメモする
④梱包する
いくら同じ動作をしても終わりが見えないので、途中から"いかに効率よく動かせるか"のみに精神を集中させており、気持ちは完全に仕事だった。
苦でした。(はっきり言うな)
⑤ヤマト運輸へ持ち込む
調べるとコンビニよりも複数持ち込みがしやすそうだったので持ち込んだけど、想像していた5億倍気まずかったです。
一人で作業して後でスタッフさんに申し送りするのかな?くらいにしか思ってなかったのだけど、
②印刷された紙の番号を封筒の番号と確認する
③封筒に紙を貼る
の作業のうちの③部分を常にスタッフさんが目の前で同時進行して行ってくれていたので、
ウン十枚をスタッフさんの手が止まらないように素早く工程を考えながら行うという共同作業のような時間が体感15分程ありました。
うちの近所の営業所だけかもしれない。
だってこの時間を他の自家通販の民たちみんなが常に経験してると思えないから……。
⑥発送通知を送る
おわり
※ちなみに初心者すぎて知らなかったのですが、「余部」という、50部(仮)で頼んで50部分のお金しか払ってないのに「作ってる過程であまりが出たので送ります」と10部(仮)追加で貰えるというみたいな夢みたいな制度があって、マジで調べても仕組みがよくわかんなかったのですが、おかげで頼んだ部数より多めに頒布できました。
なので梱包材は注文部数よりも多めに買っておくのが良いなと思いました、なにがあるかわからないしね(こなみかん)
◆ただの日記
仮に頒布価格が600円(仮)で印刷代・梱包代・手数料含めてちょい赤字くらいだったとして、450円(仮)くらいの値段設定にして頒布しました。
自分の中で納得した上でですが、どうしてこの値段設定にしたのかを書き留めておこうかなと。
そもそも、この本を頒布したアカウントは誰とも交流がなく、絵の投稿もほとんどなし(本のサンプル投稿だけ)という倉庫&告知用アカウントだったので、
「本がどれくらい手に取ってもらえるかわからない」「でもできるだけ多くの人に手に取ってもらいたい」
という気持ちが強くあったというのと、
「自家通販で送料が高いのでできるだけ金額を少なめに設定したい」「万一に値段が理由で躊躇ってほしくない」
という送料に対しての考え、
そして途中で一度、原稿に対しての感情が"無"になり自分の作品への肯定感が地の底まで落ちてしまった(これが一番大きい)。
その結果としてこの値段設定で頒布しました。
教訓としては
「自分の作品に自信を持てるようになりたい」
これに尽きるなとなりました。
倉庫スタイルについては今後も変わらない可能性が高いし、送料についての考え方も多分変わらない(あくまで頒布する側として気にしてしまうというだけで、購入する側の時は1ミリもびっくりするほど考えていない。だからここまで気にするのもアレかなと思うけど気にするものは仕方がない(開き直り))。
唯一後悔しているのは、値段設定の理由に自分の作品を卑下する気持ちがあったということだけです。注文管理をしている間、発送作業をしている間、今まさに向き合っている作品に対して、「こんな作品なんて…」と思いながら出した値段設定が乗っている、という事実にめちゃくちゃ引け目を感じました。
お盆休みブーストのプチ極道入稿ストロングスタイルだったにせよ、もう少し余裕と自信を持って本を出したいヨ〜〜!の気持ちになった、という雑記でした。
出来上がりを見たらちゃんと「この本、いいじゃん‼️」の気持ちになれたし……。
※ちなみに自分の中ではクソ赤字ですが、普通に似た条件で頒布している方もいることを確認した上での設定です。
こういう同人誌のお金云々どこまで書いていいのかわからん。最大限、内情よりも自分の感情メインで書きましたがヤバそうだったら教えてください切実に。
結局は自分の命を助けるために描いた同人誌なので、今後見返すたびに「描いて良かった〜」と思えるようになれたら嬉しいなと思います。
自分の二次創作に命助けられたこと何回もあるし。(自給自足が得意なオタク)
おわり
原作厨うるさ型オタクの映画ミスミソウ感想
映画ミスミソウの感想
小学生のころ人生で初めて自分のお金で買った漫画がミスミソウという、パンチの効いた読書初体験を果たし、それ以降10年近く人生の根幹にミスミソウが住み着いているオタクの感想文です。
ありがとう5割
原作改編に文句言ってる5割
・間宮と池川の原作再現具合がすごい
マジでこれに尽きる。
もはや原作の2人も好きだけど映画版の2人も好き、っていうレベル。凄かった。
秘密基地(?)での会話シーンのテンポ感と間宮の演技が絶妙で良いし、
池川の「キミの存在は(この環境には)毒だ 美しすぎる」は大大大好きなセリフなので最高の演出で登場させてくれてブチ上がった。
間宮の腸ボローンは原作でも「マジ!?」ってなるけど実写だと一層ギャグみたいになるな、と思った。でもあそこはタンマ!もあるしギャグ文脈で良いです。
ビジュアルも話し方も再現以上のものをお出ししてくれたので本当に良かった。
マジで良かった。ありがとう。
・遠慮なくゲロる先生
そこまでやってくれるんですか!?ってくらい先生がゲロってて良かった。
ミスミソウで好きなキャラは10年以上変わらず妙ちゃんと先生なのですが、先生のちょっと壊れちゃってる感じとか疲れ切ってる感じが"わかる"表現されててgood good goodでした。
・同級生の顔面が可愛すぎる
モブ女の顔面偏差値がノイズレベルで高かったように思う。
ド田舎のクソガキしかいない中に1人放り込まれた都会から来た美少女の野咲、というのがあのクラスのイメージだったので…顔面偏差値が釣り合ってちゃそこの印象って変わらない!?っていう…ちょっと解釈違いだったね…。
妙ちゃんは吊り目系じゃなかったけど気怠さ・孤高の狼感が演技で表現されていたので満足でした。
・相場がデカすぎる
キャスティング的にはわかる!!!初期の儚い美少年感からサイコパスの移り変わりってハマり役すぎるよな!!!と思ったけど、背も肩幅もめちゃくちゃデカくてビビってしまった。
こんなデカかったっけこの俳優さん!?って観てる間10回くらい思った。
シーンについて
・野咲の血だらけの口にキスするシーン
相場くんの歪んだ愛情の表現とか、血がキスで唇にうつる画のセンセーショナルさとか、魅せたいものはわかるしシーン単体ではめちゃくちゃ良いんだけど原作にない上にちょっと様になりすぎてるのが複雑だった(最悪感想)
・穴の中での反逆シーン
原作の構図が再現されてたのオオ!ってなった。
指を切るシーンは原作だと半分切れてるくらいだけど、映画だと全部スパッ!と切れてたので、そこはそうはならんやろ!となった。
三島が落ちて足割れて自滅するシーンも、原作だとかなり高いところから落ちてるけど映画だと言うての高さだったのでそれもエエ!?となった。そうはならんやろ…なるのか!?
あとかなり経った後に流美が様子見に行ったとき、めちゃくちゃに死体が見えていたので原作よりも「警察仕事しろ」感が勝った。
・野咲の武器の確保がその場その場すぎる
クギ→ペンチ→ボウガン全て雪の中から手繰り寄せて調達するのちょっとご都合すぎない!?となった。
特にペンチ(原作ではハサミ)は野咲が明確な殺意を持って持ち歩いてたものだからなんかな〜!!!
クギでの初めて雪の中から見つけた明確な殺意を、ボウガンで最悪の偶然として再現する、という繋がりだと思っていたので、
そこにペンチが仲間入りしたのは個人的に微妙な改変だった(うるさ型のオタク)
・妙子の小刀シャキーン!
逆に妙子の「お前なんでそんなもん持ち歩いてんの!?」感は原作でもあったし、さっきまでの塩らしさから一変して戦闘モードに変わるところ大好きなのでウケてしまった。
お気に入りシーン。
・妙子の服、何!?
真っ白な雪の中に野咲の赤い服と血、という図はめちゃくちゃ綺麗でしたが、妙子まで全身真っ白にする必要あるか!?
こんな田舎であまりにも前衛的なファッション、さすが妙ちゃんだぜ…。
・流美の服も、何!?
雪クソ降ってるのに…どうして絶対領域(死語)を…?
・妙子のCD推し
原作で妙子がずっと聴いてる曲が"流美が野咲からパクってきたCD"ということが判明するシーン、まじで原作読んで「ドエエエ〜!?!?」ってなったシーンなので、映画でこれでもかというくらいそこを推してくれて良かった。
監督もそこのシーンに脳を焼かれた1人なのかもしれない。
・流美について
髪の毛、原作だとボサボサのままじゃなくてある程度まる子ちゃんみたいに落ち着いてくるんだけど、映画だと切りっぱなしの前髪ガタガタのまま家でお母さんとほのぼの会話しているので「いやお母さんそれ放置するの!?」となった。
「ごああああ〜」が原作再現すぎてビビった。
「ああ流美ってこうやって喋りかけてたんだ…」と納得したレベル。
絵を描いてるシーンは良い原作改変だな〜と思った。
妙子への執着が言葉を介さずにわかるし、あのイラスト集が「小黒妙子!!!(殺意)」のシーンに繋がるのもなるほど〜になった。
・さいごに
原作のシーン・展開を最小限まで削ることなく詰め込み、かつ映画的な演出とやりたい表現はしっかりする、良い実写映画だった。
そもそも池川と間宮のキャスティング・脚本で5827715847億点/100点だし。
もし当時映画館で観に行っても同じ感想だったと思うから観に行けば良かったかも。
おわり
事前知識が希薄すぎるオタクがスラムダンクの映画を観て初見テンションで楽しんだだけの感想
令和4年12月3日に公開されました、【THE FIRST SLAM DUNK】を観てきました。
スラムダンクに関して「桜木花道くんがゴリゴリのヤンキーだった時」しか記憶がないという、あまりにも事前知識が薄い人間なのですが、それでも観てきてしまいました。
他に鑑賞前に知ってたことはというと、数人のキャラクターのふんわりした概要のみです。
・桜木花道くん
元々ゴリゴリのヤンキー。女の子が大好き。
・流川
めちゃくちゃ顔が良い。海外に行きたい。
・ゴリくん
いいからテーピングだ!の人。
・三井
ロン毛の不良。バスケがしたいです…!の人。
・安西先生
諦めたらそこで試合終了ですよの人。目が綺麗。
・まだ慌てる時間じゃない人
多分映画には出てこない。
なぜこの認識の奴が映画を観たのか
元々、スラムダンクは中学の頃の図書室に全巻並んでおり、図書室に行く機会が多かった()私には馴染みのある作品でした。
しかし常に歯抜け状態だった為、今ある巻だけをところどころ読むことしかできなかった思い出があり、結局順番に読めたのは2巻まで。
スラムダンクとの付き合いは中学時代のそれきりでした。
面白い漫画だということも、自分が絶対楽しめる作品だということも知りながら、履修するタイミングを完全に失っていました。
(そもそも17歳辺りから新しいコンテンツを摂取する力が完全に衰えている)(終わり)
これをきっかけに履修したい!!という思いのもと、初めてのIMAXへの期待を抱きながら鑑賞してきました。
感想はというと、めちゃくちゃに面白かったです。
それはもうめちゃくちゃに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(映画の内容を振り返る顔)
以下、未履修オタクの普通にエピソード自体が初見の感想が続きます。
あたたかい目で読んでいただけると幸いです。
※キャラの名前を覚えていなかったり、脳内愛称で呼んだり、前後の展開を想像で補っていたりする部分があります。もしかしたら失礼と感じるかもしれません。すみません。
ヌルヌルの3Dアニメーション(?)で、兄弟がバスケをしているところからスタート。
動いている時は3Dっぽいのに、静止画は漫画調っぽい、独特の作画だなと思いました。
少し違和感はあったけど、物語が進むにつれて気にならなくなるんだろうな〜と観てました(事実気にならなくなった)。
オープニングがめちゃくちゃカッコイイ!!!
こういう漫画原作のアニメ化で、漫画っぽい演出入れてくるの超良いですよね。
音楽もカッコいいし、これはぜってーぜってー面白いぞ!と鑑賞10分で思わせられる"良さ"がありました。
鑑賞前に懸念点として「登場人物をほとんど知らない状態なので、把握していけるのだろうか?」と思っていたのですが、
その問題はオープニングで解消されました。
バスケが5人チーム制だったからです。
バスケってそうなんだ!!!(無知すぎない?)
主要人物が5人だけ、しかも花道くんと流川とゴリくんはぼんやり知ってるし、序盤に回想で出てきたリョータくんも知ってる。知らないのは短髪のキャプテンっぽい人だけ。
これはいける!と確信しました。
しかし再び困ったのが、
まさかの敵チームが全員坊主。
誰一人として髪伸ばしてないことあるか!?!強豪校なのに…(?)
一抹の不安に駆られましたが、山王にも一人一人の特徴と活躍があり、すぐに見分けがつくようになりました。
名前を覚えられたのは山王イチ名前を連呼されていたカワタさんだけでした。
これといった前置きはなく、試合がスタート。すぐさま臨場感に圧倒されました。
ドリブルの重い音、バッシュが床を滑る音。ゴール時の網にボールがかかる音、点の入るスピード感……。
本当に試合を最良の角度から観ているような感覚で、さっきまでバスケの試合人数すら知らなかった人間がその迫力に魅了されていました。
しばらくド迫力の試合シーンが続き、興奮しっぱなしでした。
ピョンの人が山王だった事実にも驚きました。ヌルヌルド迫力の試合中に行われる「ピョン」「ピョン!?」のやりとり、完全にシュールギャグの文脈でしたね。
漫画だとキャラがデフォルメされてたりで、きちんとギャグっぽいシーンでも、アニメの演出次第でシャールギャグになる現象、しばしばあると思います(?)(原作でどういう描写なのかは不明ですが)。
試合→回想→試合→回想という流れで、回想の中でそのキャラ一人一人が自分の根源を思い出したり活路を見出して活躍する展開でしたね。アツくて大好物です。
そして回想を観ていく中で5人の関係性もだんだんわかってきました。
まずゴリくんがキャプテンということ。
めちゃくちゃ良い人だということです。
初代(?)問題児三井、二代目(?)問題児リョータくん、そしてバスケ始めて4ヶ月(マジ!?)の新進気鋭の問題児桜木花道を引き連れてキャプテンをやっているゴリくん、フィジカルも根性も強すぎる。
そんなゴリくんも心無い言葉がメンタルを巣食ったこともあるのかなと、映画内のあの描写で思いました。人間味しかなくて好きです。
そして三井。予想を超えるゴリゴリの不良っぷりと、ロン毛のサラサラっぷりにビビりました。
後輩呼び出して殴らんといて!!!
IMAXだからか音が余計に響いていやでした。
からの、回想から戻るシーンで試合に出ている短髪のイケメンが元ゴリゴリ不良である三井ということが発覚し、二重にビビりました。
三井、めちゃくちゃカッコイイが…!?!?
そもそも不良時代のキャップを深く被って試合観戦している時の三井も「シャツパツパツじゃん…でっか…最高…」となっていたのですが、短髪爽やかスポーツイケメンになってたと聞けば話は別です。何が別なのかわかりませんが。とにかくアがりました。ド好みすぎて。
ゴリくん、三井、眼鏡くんが3年生で、りょうたくんが2年生。花道くんと流川が1年生なんですね。
流川はちょっと秀才っぽい感じだし、1年でスタメンもわかりますが、花道くんが4ヶ月インターハイスタメンなのにも驚きました。
まだ4ヶ月!?!?みたいな。
さすが天才桜木花道くんですね。
流川と花道くんが仲悪いのも「あ〜そういえばあったあった!」となりましたが、「三連覇強豪校相手で不仲やってるの!?!??」っていう驚きもありました。
というのも、インターハイ三連覇強豪校に勝つという事前知識はあったものですから、そこそこチームが完成してきた頃なのかな?という想定のもと観ていました。
が、それは逆で、ひとりひとり己の武器を理解し始めたり、各々の問題を解決した先の、デコボコだったチームの成長と誕生の瞬間がこの試合だったのかな?と思いました。(完全妄想)
答え合わせは原作を読んでしようと思います。
「流川がパスを出した!?」も衝撃で、「そんな全然完成してない状態での山王戦だったん!?」となったので……。
この人たち、明らかにまだまだ強くなるじゃないですか……。
ワンチャン三井も体力面って回復してないんじゃないのでしょうか(不良時代タバコを吸い体力が落ちたことは知っている)。
三井、途中からスリーポイントの亡霊と化しており、点を決める安心感だけは随一でしたが、いつ倒れるのか気が気じゃありませんでした。
「もうフラフラなのになんで立っていられる…」と言う山王プレイヤーに「禿同・・・」と心の中で相槌打っていました。
三井の行動源は映画じゃ深掘りされないですしね。(原作読め!)
この音が…俺を何度でも甦らせる!
のシーンは知っていたのでかっけ〜〜〜〜!!!(ドンドンパフパフ!!!)になりました。
あと名シーン繋がりで言うと
「流川、日本一になりたいのか?」「なるがいいさ、俺のいない日本でな」
がバチバチに好きでした。
俺のいない日本でマン、マジでカッコよくないですか…????
そもそも顔面値が異常に高い、流川の一重逆まつげも好きだけど、日本でマンの端正な二重も好き〜!!!(一息)(キモ・オタク)
流川のライバル的な活躍を見せ、ずっと立ちはだかっていた日本でマンの弱点、"パスを出さない"という点を、花道に見抜かれてボール止められたシーンも良かったですね。(正確か自信ないので解釈違ったらすみません)
からの、パスを出せるようになった流川との読み合いで、"一人で抜くかパスを出すか"を日本でマンが読み兼ねているところに、「一つ忘れてないか?」でスリーポイントを決める流川。
ッッッッッツケエ〜〜〜〜〜〜…。
流川vs日本でマンのストイックバスケ自信ニキ対決、ゴリvsマルゴリくんのフィジカル対決など、強豪校なのにライバル的描写があって良きでしたね。
お兄ちゃんに「怖くても心臓バクバクでも平気なフリをして戦う」ことを教えてもらったリョータくんに度々立ちはだかるのが、一切表情を変えず何を考えているか読めないピョンなのも良い……。
圧倒的強者感・・・。
桜木花道くんの素人だからこそ点差が開いてようが関係ないという鼓舞も良かったですね…。
度々劇中で「いかに相手の心を折るか」「メンタルの勝負だ」と言われていた中での桜木花道くんのチームに与えた働きは説得力もあってめちゃくちゃ良かったです。
しかもそれだけじゃなくて点めっちゃ決めるし。
バウンド?からのキャッチ率、カワタさんに対策されてたシーン好きです。
「あれ?まだいる」のところもめちゃくちゃ良いですよね。きちんと桜木花道くんという人間を分析して対策を実行した人間がその驚きなので…。
山王に勝つこと(というよりは負け試合を映画化しないだろうという想像で)はわかっていたのですが、そうだとしても山王の圧倒的実力者感、湘北に対して一切の手加減をせずコンスタントに戦う姿に「本当に勝てるのか…?」とハラハラしっぱなしでした。
何より壁が高く感じたのはゴール下のカワタさんですね。(こいつカワタさんの話ばっかしてるな)
あの人、映画内でのキャラ付けはマルゴリというのみで他の情報は試合内での強さしかないのですが、それでもめちゃくちゃ印象に残りまくってるので凄い。好き人物です。
しかも残り2分弱くらいで花道くん怪我しちゃうし。
怪我て!!!!!!!!!!
花道くんのピキッ!いて!でコミカルになってるのが唯一の救いでしたが、背中の怪我って劇中でもそこそこ重く扱われてた通りだいぶヤバいですよね…。
そしてあの残り10秒!
息を呑むってああいう状態のことを言うんだなと思いました。
湘北が逆転してこのまま逃げ切るのかと思いきや、喰らいつく山王、残り10秒での1点差。
絶望的かと思われた短い短い残酷な時間の中で、魅せた桜木花道と流川のパス・シュート……。
永遠にも思えた沈黙の張り詰めた空気が、二人のハイタッチで解放された瞬間は気持ち良さが半端なかったですね。
スラムダンクの応援上映があったら全員あそこでスタンディングオベーションしてるでしょ。
ちなみに私の右下の席の人は点が入るたびに無音拍手してました(なんの報告?)
桜木花道と流川が4ヶ月の間にあったであろう衝突やいざこざを観測してからもっかい観てえ〜!!!
にしてもインターハイがいつどこまであるのかわかりませんが、桜木花道くんは背中の怪我をしてしばらく療養するだろうし、山王戦で奇跡の逆転という感じなので、今年は優勝できないとかは全然ありそうだなぁというちょっと切ない気持ちもありました。
インターハイ負けちゃったらゴリさんと三井と眼鏡さんって引退しちゃうのかな(原作読め!)
試合を一通り語ったので、沖縄の回想について語るのですが、
まず初手であそこまで死亡フラグを立てられるの凄いなと思いました。お兄ちゃんが船出に出るシーン。
全くストーリー知らんでも「あぁお兄ちゃんはこの後・・」と確信させる演出?セリフ選び?すごいな〜と思いました。
リョータくんのお兄ちゃん、中1であの身長って相当高くないですか?
今のリョータくんと3センチくらいしか変わらなかった気がする(そもそもリョータくんがそんな高くない方なんだろうけど)。
有望選手と言われてた通り、成長してたらタッパもそれなりにあったんだろうなぁと思って切なくなってしまいましたね。
あと妹ちゃんの終始明るい感じに救われてましたね。
少し遠慮のない発言もありましたが、あのお母さんとリョータくんと一緒に暮らすにはあれくらいの胆力がなきゃ一緒に潰れちゃっただろうなと思いました(誰目線???)。
人の死が絡んだエピソードなので当然ですが、回想シーンは割りかし重くて、観ている時は集中しているし見入っていたのでそこまで感じませんでしたが、どっと疲れるような濃味ではあったなぁという印象でした。
あと普通に岩場で雑誌見つけるシーンで泣きました。
あとちょくちょくリョータくんが"生意気"だったり"問題児"という評価を受けているのですが、私の初めて見たリョータくんがお兄ちゃんと純粋にバスケをしている姿で、時系列順に歴史を追っていった感じなので、私の中でのリョータくんははじめから「バスケが好きな家族想いの少年」って感じでした。
多分原作で初めて知るリョータくんはそうじゃないんだろうな〜と、ジャーマネの女の人がリョータくんの印象を言うシーンで思いました。
三井やゴリくん初見のリョータくんがまさに生意気グレ少年だしね…。
おわりに
今検索したらスラムダンクは電子書籍がないらしいです。マジか。
ここ数年、家に置き場がないという悲しい理由で新刊は電子でしか買っていない私には悲報でしたが、アニメでも漫喫でも読む方法はいくらでもありますもんね。
よっしゃあ!!!次に山王戦を観る時は紙の上だ!!!(ドン!!!)
完
【めっちゃネタバレ】マスカレードナイト
犯人のネタバレスクロール後の初手でガッツリしてます
マスカレードナイト
2021/鈴木雅之/東野圭吾の小説を元にした原作第3部作の映画シリーズ第2弾。
ネタバレブログなのであらすじは書きません(クソ)
犯人救われなさすぎてさ・・・
ぶっちゃけひかるが凶弾されるべき点、無関係のまさみちゃんを巻き込んだくらいじゃないですか???
まず双子の妹がレイプされた後にセカンドレイプされて誕生日に自殺ってそりゃ闇堕ちもしますわって感じだし…。
両親も早くに亡くしてるんでしょ…?家庭環境も良いとは言えなさそうじゃん…。
からの妹の穴を埋めるために作った恋人に二度も二股されてるわけですからね。
まあ上手くいかなかった原因は妹の穴を埋めるためだったことにもある説はあるけど、犯行時にロリータ服着てるってことはひかるへの情は二人ともあった状態なわけだしね。それで子供作る女が悪いよ(過激思想)
貝塚も正直まあ自業自得なところはある、殺人犯を脅すという時点で(過激思想)
ラストシーンでキムタクも今日イチ吠えてたわけだけど、「そこまで言わんたげて…」とすら思った(もちろんキムタクにはキムタクの私情や信念があったわけだが)
ひかるの凶悪犯たるところは殺人まわりの用意周到さだよね。まあでも3年前の事件が本命の交際相手の自分へ辿り着かせず未解決にさせてるところを見ると、初犯から頭がよかったんだと思う。
というか正直、ひかるの最初の女性の演技と本人の性自認である本性の差がマジでよかった。
ひかる擁護みたいな吐露してんのはそれに尽きる、キャラ厨のため・・。
まさみちゃんを殺そうとしたとこ以外は好き〜〜!!!となりました。
てか、中根緑が教会で「実は夫は死んでいて…」みたいな吐露するシーンガチで事件に関係ないならいらねえ!!ってキレてました(唐突)
なんかめちゃくちゃ情報がどんどん出てきて犯人に近づきそう!!面白くなってきたあああ!!みたいなところで、全然事件に関係ない奴の自分語りが始まったので、ガチでハ!?!って思いながら見てたし、直前の中根緑が夫は死んでると告白するときとかの思わせぶりなBGMとかなんだったんだよ!!!!ってキレてた。
実際最後まで見ると、唐突に出てきた動機である双子の妹の存在や、犯行場所のヒントがここで一応回収されることとなって、重要なシーンだったんだなとわかるし""良""かった。
まあそれでも初見はみんなキレるでしょあそこ(特大主語)
色んな意味でインパクトあったから後から思い返しやすくはあったけど、フラグ回収の気持ち良さより怒りのが勝ってしまった…。キレるなキレるな。
いや〜〜にしてもマスカレードナイト面白かったですね!!!
順序としては完全に逆だけど、普通に本編の話をしようと思います!!!
・マスカレード系シリーズ一切未読未視聴
・そもそも邦画久しぶり
・ミステリ映画もあんま詳しくない
ということで完全フラットな状態で見た映画だったと思います。
なんかもう最初は情報ゼロからスタートして、ちんぷんかんぷんな断片的な情報だけが舞い降り、どんどんどんどん色々な宿泊者の動向を追いながら事件の真相が小出しにわかっていく感じ、めちゃくちゃ面白かった。
場面転換が多かったけど個人的にはあんまりごちゃっとしてなくて、色々な場所で同時進行してるっていう楽しさがありましたね。
あとキムタクかっけ〜〜〜。
まさみちゃんかわえ〜〜〜。
どんどんあいつも怪しい、こいつも怪しい、となっていくわけですが、その怪しいと判明するまでのアプローチが個人で違ったのもよかったですね。
時にはクレカの番号、時には不倫、時には免許証など……。
一つの事件に警察一丸となって捜査している感じも良かったですね。
ホテルマンたちとの差も信念と信念のぶつかり合いという感じで。
(最終的にまさみちゃんの選んだ行動や、善人と信じた奴が犯人だった時点で警察側に傾倒した方が上手くいったのは間違いないのだけどそこまでの葛藤が良かったですよね。そう簡単にホテルマンとしての矜持も捨て切れるもんではないというのも書いている)
さきほどめちゃくちゃ文句言った教会の中根緑のシーンも、キムタクとまさみちゃんがそれぞれホテルマンと警察のリスペクトをし合うのがエモエモだった。
初見でエモエモだったのでシリーズを追ってる人からしたらドエモエモだったのかもしれん。
あと、「密告者」と「犯人」っていうキーとなる判明させるべき人物が分かれているのも良かったですね。
先に密告者が分かった時の、「えっじゃあ残りの犯人は誰なん!??」感…。
真面目に犯人候補の奴、ひさかべしかいねえじゃん!!!あの迷惑客!!!って思ってました。(今思うとなわけない)
まんまと性別男の犯人だと思ってたので、踊ってるシーンで「小さすぎん??こんな小さい男いたっけ???」って思ってました。
そしてその後のひかるがあまりに最高だったわけだけど・・。
ちなみに普通に時計の遅れてるフラグのこと忘れてて、まさみちゃんが死にかけてんのに踊ってる場合かーーーーーーーーーー!!!!!!(めっちゃいいけど!!!)って思ってました。
し、普通に年越しした瞬間、「人死んで終わりかよ・・・めっちゃ後味悪いじゃん・・」って本気で絶望してました(ミステリ初心者?)
「まあ感電死させる機械2人分なんか用意してないだろうし、まさみちゃんだけギリ生きるんだろうな。貝塚、ご愁傷さまです」
と思いながらひかるの勝利宣言を聞いてました。(よく考えたらそんなエンド、キムタクが許すわけないだろ)
ハッピーエンドでよかったーーーー!!!
てか最後のまさみちゃんの「無理です!」ワロタ。
今まで無理という言葉を一切使わなかったまさみちゃんの初無理ですってことで綺麗にオチてはいるけど、キムタクが華麗にキッパリフラれたことはいいん???と思いながら笑ってました(前作を見ていないからキムタクからのフラグはうっすらあったのかな?)
恋愛関係とか一切なくて互いに互いのリスペクトをしあう信念の関係だと思っていたので、強引にディナーに誘うキムタクにニヤニヤが止まらんかった。
あとあのホテルチェックしにきたロスの奴、あまりにタイミング悪すぎるだろ!!!あれホテル長みたいな人気づいて止めててくれ(泣)
オチとか物語的には必要なんだろうけど実際の事件での迷惑具合を考えたら最後笑って流せるレベルじゃないだろ(?)
にしても音楽の雰囲気も良かったな〜〜。
前作も見ようかな?と思うレベルだった。
というか多分見ると思う。
よかったです!!!
完